神戸に生まれる。
京都市立芸術大学声楽科及び同大学院修了。京都音楽協会賞受賞。在学中はドイツリートを中心に研鑽を積み、卒業後にはイタリアオペラを故アンドレア・バランドーニに師事した。
その後、興味を抱いていた古楽の研鑽を深めるため、兵庫県芸術文化海外留学助成金を受けオランダに留学。アムステルダム及びブラバント音楽院にて、ソロと声楽アンサンブルをマックス・ファン・エグモント氏、Dr.レベッカ・スチュワート女史に師事。デイプロマを取得した後、国内外の多数の古楽グループに参加し演奏活動やレコーディングを行う。
2000年に帰国し、ソロ活動の他、中世・ルネサンス・初期バロック期の声楽アンサンブルの研究に力を注ぎ、コンサートや講習会など積極的な活動を展開。
2002年、日本では数少ないマドリガーレ・アンサンブル 『ラ・フォンテヴェルデ』 を結成。2013〜18年に邦人グループとしては初となる、クラウディオ・モンテヴェルディのマドリガーレ集全曲演奏及びレコーディングのプロジェクトを行った。
なお、アンサンブル・クライスでは、2015年、2018年、2024年、2025年に続き、来年2026年7月5日の第26回定期演奏会も指揮者を務める。
武蔵野音楽大学声楽科卒業。同大学院修了。主にドイツリートと宗教曲を中心に勉強したのち、二期会オペラスタジオにてオペラの研鑽を積む。「メサイア」、「天地創造」、バッハのカンタータのソリストを務めたほか、神奈川県立音楽堂新人演奏会、横浜交響楽団との共演、NTT・セキスイハウス主催の音楽会、ドイツリートのコンサートなど数多く出演している。
オペラでは「お夏狂乱」「手賀沼讃歌」「源氏物語」「注文の多い料理店」等に出演。二期会会員。1995年よりアンサンブル・クライスのヴォイストレーナーを務めている。
☆写真は前回定演の出演メンバーです。
☆写真は前回定演の出演メンバーです。
武蔵野音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。ピアノを故荘良江、山崎冬樹、井上二葉の各氏に師事。またチェンバロ、通奏低音奏法を岡田龍之介、渡邊順生、故D.ヘルマン、桒形亜樹子の各氏に師事。ドイツ歌曲・日本歌曲を故佐々木成子氏、フランス歌曲を故中村浩子氏の下で研鑽を積む。現在、歌曲の伴奏、4団体の合唱ピアニストを務める。
また、バッハ等の宗教曲、ヘンデルのオペラ公演では『リナルド』『セルセ』『アグリッピーナ』『アレッサンドロ』最近では『トロメーオ』等10作品以上の通奏低音を担当。
日本ヘンデル協会、日本フォーレ協会会員。
東京藝術大学音楽学部器楽科ピアノ専攻卒業、同大学院修了。1992年より国際ロータリ-財団の奨学生としてシュトゥットガルト国立音楽大学大学院に留学し最優秀で修了、さらにソリストコース修了とともにドイツ国家演奏家試験に合格し、シュトゥットガルト、藤沢にてリサイタルを行った。協奏曲においては、鎌倉交響楽団、藤沢市民交響楽団、岩手大学管弦楽団等との共演のほか、1997年のドイツ・バーデンバーデンフィルハーモニー管弦楽団との共演は、地元紙より絶賛を受けた。1995年より1998年まで藝大弦楽科伴奏助手を務めた。
現在は、アンサンブルを中心に活動している。また宗教曲を中心とした合唱団の練習ピアニストとしての経験も多く積んでいる。