アンサンブルクライスについて

アンサンブルクライス  Vokalensemble ‘Kreis’Tokyo


合宿での練習のひとコマ
1993年に少人数の精緻なヴォーカルアンサンブルを目指して結成された合唱団。「クライス」とは「ジング・クライス(歌のサークル)」のことで、ドイツ語文化圏との密接な結びつきを表している。クライスは常任指揮者を置かず、およそ5年のサイクルで新しい指揮者を迎えている。これまでの歴代の指揮者はヴァルター・ヨハネス・ベック、樋口隆一、常森闘志の各氏で、現在は四代目の宇野徹哉氏。
 レパートリーはルネサンス・アカペラとバッハを中心としたバロック期の宗教合唱曲を中心として、そのほかの時代様式の作品も幅広く取り上げている。常森闘志先生の5年間では「現在の作曲家」の作品にも注目し、また宇野徹哉先生をお迎えしてからはバッハの小ミサ曲をメインに演奏している。
  団員数はプロアマ含めて30名 (女声20名、男声10名) 。 合唱指導吉田真康氏、ヴォイストレーナー平川聡子氏。
  現在は、来年2009年3月21日の第14回定期演奏会に向けて、アカペラのバード「Victimae paschali」、メンデルスゾーン「Denn er hat seinen Engeln befohlen」、ラインベルガー「Cantus Missae」、ラフマニノフ「Ave Maria」と、伴奏付のモーツァルト「Sancta Maria, Mater Dei」とヨハン・ルートヴィヒ・バッハ「Das ist meine Freude」、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「Missa in g-Moll」を練習している。

主宰・合唱指導  吉田真康 YOSHIDA Masayasu


吉田真康
  1952年東京生まれ。魚座。A型。大学当時所属していた二つの合唱団の指揮者、芥川也寸志氏と山口貴氏の影響を強く受け、高階正光氏に指揮法を師事する。声楽は小松英典、常森闘志の両氏に師事。93年に「アンサンブルクライス」を結成し、その指導・運営にあたっている。これまでにベック氏よりの招聘で二回のドイツ公演を行う。96年「ツヴィーファルテン大聖堂コンサート'96」でバッハの「ロ短調ミサ」を、98年には「ヨーロッパ教会音楽フェスティバル」でヘンデルの「エジプトのイスラエル人」を現地の合唱団・オーケストラと共演して好評を博した。
  クライスのほかには、母校である『中央大学OB合唱団』の指導・指揮をはじめ、バッハ没後250年を記念して2000年に発足した『明治学院バッハアカデミー』の同人(合唱指揮)として同合唱団の指導を行い、さらには07年9月アカペラのヴォーカルグループ「アンサンブルVoce」を率いてロンドン公演を行なうなど精力的に活動している。また96年からは墨田区の『ブルーメンコール』の指揮者を務め、墨田区合唱連盟では02年の團伊玖磨「筑後川」、04年モーツァルト「レクイエム」、そして本年2008年3月のトリフォニーホール開館10周年記念コンサートにおいてフォーレ「レクイエム」を指揮し、好評を博した。